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糖尿病網膜症

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糖尿病網膜症とは?

糖尿病が強く疑われる成人は約950万人いるといわれており(2012年厚生労働省調査)、糖尿病の合併症である糖尿病網膜症も増加しており、毎年3000人以上が視力を失っています。糖尿病網膜症は、病気による後天的な失明原因として、緑内障に続き2位となっています。糖尿病と診断されたら、糖尿病の治療と一緒に、眼科でも定期的な検査を受け、目の合併症が出てきたら早期に適切な治療を受けることが必要です。
糖尿病網膜症とは、糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害を受け、視力が低下する病気です。網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムのはたらきをしています。糖尿病の患者様の約40%に網膜症が起きているといわれています。
糖尿病網膜症は、糖尿病腎症、糖尿病神経症と並んで、糖尿病の三大合併症といわれています。定期的な検診と早期の治療を行えば病気の進行を抑えることができますが、実際には日本の中途失明原因の代表的な病気です。

なぜ起こるの?

糖尿病によって血糖値が高い状態が長く続くと、血管に多くの負担がかかり、血液の流れが悪くなってきます。細かい血管が密集している網膜は、高血糖の影響を非常に受けやすいため、変形したりつまったりします。血管がつまると網膜のすみずみまで酸素が行き渡らなくなり、網膜は酸欠状態になってしまいます。そこで酸欠状態を補うため、新しい血管(新生血管)を作って酸素不足を補おうとします。しかし新生血管はもろいために容易に破れて出血を起こします。また網膜に増殖組織(増殖膜)が張ってきて、網膜を引っ張ることで網膜剥離を起こしたり、この新生血管が虹彩や隅角にまで及ぶと血管新生緑内障となることがあります。
しかし注意しなければいけないのは、かなり進行しても、視力の低下などの自覚症状がほとんどないということです。また糖尿病そのものも自覚症状の少ない病気です。ある日突然、目の前が真っ暗になったとあわてて病院に駆け込み、硝子体出血や網膜剥離と診断されることもあります。定期的な健康診断と眼科検診を受けることが早期発見につながります。

必要な検査は?

眼底検査を行うことで糖尿病網膜症によっておこる網膜出血や白斑等を見ることができます。また当院では蛍光眼底造影検査を行い酸欠状態となっている網膜や新生血管の部位を特定し、レーザー治療に役立てています。

当院で行った蛍光眼底造影検査所見

蛍光眼底造影検査1蛍光眼底造影検査2

治療方法は?

ごく初期であれば血糖値のコントロールが良くなれば改善することもあります。しかし網膜の血管がある程度詰まってしまった場合は、レーザーを使った治療を行います。網膜の酸素不足を解消し、新生血管の発生を予防したり、すでに出現してしまった新生血管を減らしたりすることを目的としています。
詳しくは「レーザー治療」へ

また最近では脆くなった血管から漏出した黄斑浮腫治療に対しVEGF阻害剤の硝子体内注射を行っています。
詳しくは「抗VEGF療法」へ

網膜症が進行してしまいレーザー治療が効かない場合、網膜剥離や硝子体出血が起こった場合には、硝子体手術をして、出血や増殖した組織を取り除いたり、剥離した網膜を元に戻したりします。

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